1、五行歌とは
五行歌(ごぎょうか)とは、「五行で縦書き」というほかに、一切の制約がない新しい詩歌形式です。
五行という型があるため、自由詩ではありません。しかし、短歌や俳句に見られる音数などの制限はなく、自由なリズムで思いを表現できることが特徴であり、一番の長所となっています。
もちろん、五行であれば何でもいいというわけではなく、詩歌らしさを保つ一応の目安はあります。
いくつか挙げておきましょう。
@1行は1〜10文字程度が普通で、長くても15文字くらいまで。
B五行全体がウタらしいまとまりが備わっていること
少し抽象的かもしれませんが、実際に五行歌作品を読めば、分かっていただけると思います。
五行歌は詠み手が自分の中から生まれる自然な呼吸とリズムで創れ、同時に内面世界を広げていくことができる魅力ある詩歌形式なのです。
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